hoaトレ60分

hoaトレ60分 第2期 第3回目開催しました!

2021年11月9日18時から20時にかけて、hoaトレ60分第2期第3回目を開催しました。

当日は、12名の方と一緒に、「聴くスキル②」について、一緒に学びあいました。

最初に、友達の相談をするロールプレイを行いました。友達の相談を受けて、どうしたらよいのかわからなくなっている状況を司法書士が受け入れてくれたことで、自分も困っているんだということに気づくという感覚がおもしろかったです。そこに出された目に見えている問題は、相談者の解決したい問題ではなく、当事者自身の内面にあるという・・・(うまく言葉にできていないのがもどかしい)

その後、講義のなかで、相談(調停)の構造について学びました。

印象に残ったキーワードは・・・
①聴くときに、当事者のストーリーを大切にしているのか、相談員の聞きたいことを中心に聞いていないのか。
②紛争は、表面に現れている法的な問題だけでなく、感情的な紛争がある。
③当事者が大切にしていること(ニーズの部分)が、紛争の見え方を変えている。
④100万を請求について、相談を受けたときに、正当性を評価するために「明細」「根拠」をききがちだが、当事者の背景にあることを聴くためには、「事情」「気持ち」をきくことも大切。

今回は、内容が濃かった。後日送られてくる動画でしっかり復習をしよう!と思いました。

今回の気づき

相談を受けるときの姿勢

「理解しようという態度」
自分のききたいことだけ、きかない。

「開かれた質問」
「はい」、「いいえ」で答えられない質問。自由に当事者に話をしてもらうことが大切。

「言い換え」
適切に言い換えることで、当事者は聴いてもらえている感覚になる。

「事実は誰にとっての事実なのか」
見え方は、人によって異なる。

(篠田貴子)

最新情報はメルマガから配信中! ぜひご登録ください。