全青司札幌全国研修会 第11分科会 レポート
hoahoaが全青司の全国研修会の分科会を担当するのは2022年の兵庫全国研修会から3年ぶり2回目となりました。
今回もユニークなプログラムができあがりました。
前回は「断らない相談支援のための【聴く】トレーニング集中版」というタイトルで、2回の相談ロールプレイを中心としたユニークなプログラムで「相談技法」の本質に迫ろうとしました。
今回は「ダイアログを通じて、ともに未来を創る司法書士の挑戦」と題してAIと人間の異同を中心テーマとしつつダイアログ(対話)について深く考えてもらう企画にしました。
なにしろ分科会の3分の1は暗闇で目隠ししてお話しする・・・というクレイジーすぎる展開なのですから・・・
AI相談はあらかじめ録画しておいたものを披露しました。
その上でそれと同じことを参加者のなかのお一人に実演していただくということで、仕込みでないリアルなAI相談を実体験していただくことができたと思います。
こちらからは自分たちが準備段階で気づいていたことを参加者のみなさまにいくつかお伝えしましたが、全部お伝えするのでなくみなさんで感じ取ってもらうことに徹しました。
なんとも不思議な体験をしていただけたのではと思うのですが、参加されたみなさまはいかがお感じになったでしょうか。
このプログラムは、hoaトレ60分(第5期)から生まれました。人間対人間による調停、AIによる調停、AIを相手にした調停を経て、AIはなにが得意で、なにが不得意なのかが浮かび上がってきました。
そしてAIと人間はなにが違うのかを参加者が高い水準で対話したことによって基本的な発想が固まりました。
あとはわれわれのチームと札幌の実行委員会のみなさまとの協力でスムーズに仕上げることができました。
今回なかなかの手応えだったのでhoahoaの持ちネタとして別の機会に同じプログラムを提供できればと考えています。
